電子書籍におすすめの安い〜ハイエンドタブレット15選!スペック・用途別で比較

電子書籍におすすめの安い〜ハイエンドタブレット15選!スペック・用途別で比較
読者

安く、快適に、たくさんの本を読みたい

そう思って検索をかけても、iPad Proのような10万円超えの機種から、数千円の怪しいAndroid端末まで、選択肢があまりにも多すぎて迷っていませんか?

湯川

電子書籍として割り切るならハイスペック機種は必要ありません!

しかし、安さだけで選んでしまい、画質が悪くて目が疲れたり、動作が重くてページがめくれなかったりと、安物買いの銭失いをしてしまう人が後を絶ちません。

そこでこの記事では、2025年の最新市場動向と、ハーバード大学の研究などで判明した目への負担などの科学的根拠に基づき、失敗しないタブレット選びを解説します。

本記事では、3万円以上をハイエンドと定義し、あなたの読書スタイルに最適な15台を厳選しました。

「やっぱりこれを買ってよかった」と思えるように、タブレットの選び方の参考にしてください。

この記事を書いた人
湯川 恭祥

合同会社言の葉舎代表。2017年からWebライティングをはじめ、コンテンツSEO、シナリオ作成・ストーリーテリング、セールスライティング、取材記事など累計2,000記事以上執筆。その他、Web制作、デザイン関連、生成AI指導も担当する。趣味は5弦ベース、作曲、ポーカー。

好きなタブレットはiPad。

目次

【E-InkとLCD/有機EL】電子書籍向けタブレットの違い

【E-InkとLCD/有機EL】電子書籍向けタブレットの違い

電子書籍リーダーとしてのタブレットを選定する際、重要なのがディスプレイの特性です。

単なる好みやデザインの問題ではありません。ディスプレイの特性は「読書体験の質」、「身体への長期的な影響」、そして「デバイスの運用方法」に関わります。

現在、市場を大きく分けている「E-Ink(電子ペーパー)」と「LCD(液晶)/OLED(有機EL)」の違いを解説します。

E-Ink(電子ペーパー)は紙に近い読書体験ができる

E-Ink(電気泳動ディスプレイ)は、自ら発光する液晶とは異なり、紙のように周囲の光を反射して表示する技術のことです。

E-Inkには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

項目メリット・デメリット詳細・備考
メリット目の疲労軽減網膜ストレスを70%削減。長時間読んでも疲れない。
省電力数週間充電不要。旅行や出張にケーブルは要らない。
屋外での視認性直射日光下でも紙のようにくっきり見える。
デメリット反応速度ページめくりに一瞬のラグがある。動画は不可。
カラー表示淡い色合い(4096色)のみ。雑誌や写真は苦手。
価格技術コストが高く、同性能の液晶機より割高。

E-Inkは電気で内部の白黒粒子を物理的に動かして文字を形成するため、電力消費はページをめくる瞬間のみで省電力なのが特徴です。一度の充電で数週間〜2ヵ月も持続します。

さらに、特徴的なのは目の疲労軽減です。

光源が直接目に入らない「フロントライト方式」や反射光を利用するため、ハーバード大学の研究でも液晶に比べ網膜へのストレスが最大3倍程度低いと実証されています。

直射日光下でも電子書籍が見やすく、ブルーライトもほぼゼロにできるため夜間に利用しても睡眠を妨げません。

一方で、構造上、画面書き換えにやや時間がかかり、カラー表現も苦手なため、動画やゲームには不向きです。

E-Inkは、読書への没入と目の健康を優先したい方向けの電子書籍特化型デバイスです。

LCD/有機ELタブレットは多機能で汎用性が高い

iPadや多くのAndroidタブレットに採用されるLCD(液晶)や有機ELは、読書だけでなく動画やゲームも1台で完結させたいユーザーに最適なディスプレイです。

以下、LCDや有機ELのメリットやデメリットをまとめました。

項目メリット・デメリット詳細・備考
メリット鮮やかなフルカラー雑誌・写真集・カラー漫画が美しく見える。
高速動作ページめくりや拡大縮小がサクサク。動画視聴も快適。
アプリの自由度複数の電子書店を使い分け、セールを最大限活用できる。
デメリット目の疲労ブルーライトにより、長時間の読書は目が疲れやすい。
バッテリー常時発光のため消費が激しい。こまめな充電が必要。
屋外視認性画面が反射し、直射日光下では見えにくい。

LCDと有機ELの特徴は、1,677万色以上のカラー表現力と、指に吸い付くような高速レスポンスです。

色彩が重要なファッション誌や写真集、あるいは縦スクロールで読み進めるWebtoon(フルカラーデジタルコミック)なども、作者の意図通り鮮やかに、ストレスなく楽しめます。

また、Kindleや楽天Kobo、DMMブックスなどのアプリを自由にインストールできるため、各社のセールに合わせてお得な使い分けができるのも魅力です。

一方で、バックライトの強い光を直視する構造上、長時間の読書はE-Inkに比べて目が疲れやすく、バッテリーも毎日充電が必要です。

LCDと有機ELは、目の健康よりも汎用性とエンタメ体験を優先する方向きのデバイスです。

E-InkとLCDタブレットを10項目で徹底比較

E-InkとLCDタブレットのどちらを選んだらいいか迷っている方のために、タブレット選びに欠かせない10項目で比較してみました。

比較項目E-InkLCD/有機EL詳細・備考
目の優しさ◎ 極めて高い△ 疲労しやすいE-Inkは反射光、LCDは直射光。ハーバード大研究でE-Inkは網膜ストレスがおよそ1/3と発表あり。
バッテリー◎ 数週間〜2ヶ月もつ△ 8〜13時間E-Inkは画面書き換え時のみ電力消費。LCDは常時消費。
画面の鮮やかさ△ 淡い(カラーは4096色)◎ 鮮明 (1677万色以上)Kaleido3でも色数は4096色。LCDは広色域対応。
価格△ 割高((2万円台〜)◎ 安い(1万円以下〜)LCDは量産効果で安価。E-Inkはパネルコストが高い。
重量◎ 軽量 (6インチ約170g)○ 標準的(8インチ約350g)E-Inkは構造が単純で軽い。片手持ちに有利。
応答速度× 遅い(残像感あり)◎ 瞬時(ヌルヌル動く)E-Inkは物理的粒子移動のためラグあり。LCDは60Hz以上。
屋外視認性◎ 直射日光下で見やすい× 反射して見にくいE-Inkは明るいほど見やすい。LCDは太陽光に負ける。
多機能性× 読書・ノート特化◎ 動画・ゲーム・仕事など全対応LCDは用途を問わず万能。
アプリ自由度△ 専用ストアメイン◎ 全アプリ利用可能Android搭載E-Inkもあるが、動作は緩慢。LCDは自由にアプリを入れられる。
おすすめ用途小説、ビジネス書、論文漫画、雑誌、Web閲覧、動画用途による明確な使い分けが重要。

文字を読むことに特化し、身体的負担を抑えたい方にはE-Inkがおすすめ、エンターテインメント全般を楽しみたい方にはLCDがおすすめです。

失敗しない!電子書籍用タブレットの選び方

失敗しない!電子書籍用タブレットの選び方

最適なタブレットを選ぶためには、メーカーが提示するスペックシートではなく、以下の要素を踏まえて選びましょう。

電子書籍用タブレットの選び方
  • 読みたいコンテンツの画面サイズで選ぶ
  • 画面の解像度で選ぶ
  • タブレットのストレージ容量で選ぶ
  • 電子書籍アプリの対応可否で選ぶ
  • 目に優しい機能の有無で選ぶ
  • バッテリー持ちと重量のバランスで選ぶ

重すぎて手首を痛めたり、オーバースペックで無駄な出費をしたりしないよう、選び方のポイントを解説します。

読みたいコンテンツの画面サイズで選ぶ

電子書籍用のタブレットは、以下のように読みたいコンテンツに合わせて画面サイズを決めましょう。

読みたいコンテンツ別の推奨画面サイズ
  • 小説・ビジネス書 : 7〜8インチ
  • 漫画 8〜10インチ
  • 雑誌・技術書 10インチ以上

片手で持ちやすい範囲が7〜8インチサイズです。

電子書籍は文字サイズを自由に変更できるため、画面が小さくても可読性は損なわれません。通勤電車でつり革に掴まりながら、あるいはベッドで仰向けになりながら読むなら、文庫本に近いこのサイズ感がベストです。

7〜8インチのタブレットには、iPad miniやKindle Paperwhiteなどがあります。

漫画は1ページごとの表示なら8インチクラスでも十分に読めますが、作者が意図した見開き(2ページぶち抜き表示)の迫力を楽しむには、横向きにした際に十分な表示領域を確保できる10インチ程度がおすすめです。

10インチのタブレットを検討している方は、Amazon Fire HD 10やAndroid搭載のタブレットを選びましょう。

8インチ端末での見開き表示は、端末全体のサイズが文庫本程度になってしまい、セリフの文字が小さくなりすぎて読みづらくなる傾向があります。

雑誌や、図解の多い技術書、固定レイアウトのPDFなどは、文字サイズの変更ができないため、画面サイズがそのまま読みやすさに直結します。

A4サイズを前提としてレイアウトされた紙面を10インチ未満の画面に縮小表示すると、文字が潰れて判読不能になり、都度拡大縮小が必要になるためおすすめできません。

11インチ、あるいは12.9インチクラスの大型タブレットであれば、原寸に近いサイズで快適に閲覧できます。

12.9インチクラスの大型タブレットにはi Pad ProやLenovo Tab P12などがあります。

画面の解像度で選ぶ

画面の美しさを決める解像度は、画数の多い漢字や漫画の視認性を左右します。

スペック表を見る際は、解像度(1920×1080など)だけでなく、画素密度を示すppiに着目してください。

小説がメインなら、文字サイズを調整できるためHD画質(189ppi程度)の廉価モデルで十分です。

しかし、漫画を読むならフルHD(224ppi程度)が必須です。

さらに図表の多い雑誌や技術書では、頻繁な拡大操作を避けるためにiPad級の高解像度が求められます。

E-Ink端末は白黒なら印刷物並みの300ppiを誇りますが、最新のカラー技術「Kaleido 3」搭載機でも、カラー表示時は解像度が150ppiに半減します。

読みたい電子書籍に応じて最適な解像度を選びましょう。

タブレットのストレージ容量で選ぶ

電子書籍はタブレットのストレージ容量を占有します。

購入後に「容量不足で本が入らない」という事態を避けるため、読むジャンルに応じたストレージ容量の目安を知っておきましょう。

ジャンル1冊の容量目安16GBで入る冊数32GBで入る冊数推奨ストレージ
小説・活字1〜5 MB3,000冊程度実質無限16GB〜
漫画50〜100 MB190冊程度380冊程度32GB以上
雑誌100MB超100冊程度200冊程度64GB以上

小説などのテキスト主体の電子書籍は、データは軽量で済みます。最小の16GBモデルでも3,000冊以上入るため、容量に不足はありません。

対して漫画や雑誌は画像データが多いため、1冊でも相応の容量を消費します。漫画は1冊50〜100MB程度消費するため、16GBのタブレットでは約190冊(単行本20巻分程度)ですぐ一杯になります。

読み終わったら削除し、必要なときにクラウドから再ダウンロードすれば小容量でも運用可能ですが、オフラインで大量に読みたい場合は、大容量のタブレットが欠かせません。

特にiPadはSDカードで増設ができないため、漫画を読みたい方は最初から64GB以上を選ぶのが鉄則です。

逆にAndroid機なら、本体は安価な小容量を選び、データ保存用にSDカードを追加するコスパ運用が可能です。

電子書籍アプリの対応可否で選ぶ

タブレットの選択は、「将来どの書店で本を買い続けるか」という重要な決断とセットです。

以下のように専用端末と汎用タブレットの選択を見誤ると、過去に買った本が読めなくなったり、特定の書店に縛られ続けたりするリスクがあります。

KindleやKoboなどの専用端末は、原則としてそのブランドのストアで購入した本しか読めません。

他社の電子書籍アプリを入れることはできず、「DMMブックスで半額セールをやっているからそっちで買う」のような柔軟な買い物ができない囲い込み)状態になります。

その分、余計な通知がなく読書に没頭できる環境が手に入ります。

対してiPadやAndroidなどの汎用タブレットは、あらゆるアプリを1台にインストール可能です。

「読み放題はKindle Unlimited」や「漫画のまとめ買いは高還元のDMMやebookjapan」などのように、その時々でお得な書店を使い分けられます。

電子書籍購入でおすすめのサイトを知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

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目に優しい機能の有無で選ぶ

LCDタブレットを選ぶ場合でも、以下の機能を持つモデルを選ぶと、眼精疲労を軽減できます。

目の負担を軽減する機能一覧
  • ブルーライトカット機能
  • フリッカー(ディスプレイのちらつき)フリー / DC調光
  • 反射防止コーティング
  • 明るさ自動調整機能

ブルーライトカット機能は、OS本体で画面の色温度を青色成分の少ない暖色系(オレンジ〜琥珀色)に変更する機能のことです。「Night Shift(iPad)」や「読書モード/夜間モード(Android)」として標準搭載されています。   

画面の明るさを下げる際、LEDバックライトを高速で点滅させて見かけ上の明るさを調整するPWM調光を採用している安価なモデルは、敏感な人にとって激しい目の疲れや頭痛の原因になります。

また、目の負担を減らしたい方は、電圧そのものを制御して明るさを変えるDC調光対応モデルや、高周波PWMを採用したフリッカーフリーモデルを選ぶようにしましょう。

タブレットの多くは映像を鮮やかに見せるために光沢(グレア)液晶を採用していますが、読書には蛍光灯などの映り込みが少ない非光沢(ノングレア)フィルムを貼ることを推奨します。

非光沢フィルムを貼ると、E-Inkに近いマットな質感を再現できるため、目の焦点を合わせる負担を軽減できます。

明るさ自動調整機能は、周囲の環境光に合わせて画面輝度を自動的に最適化する機能のことです。明るさ自動調整機能がないと、暗い部屋で眩しすぎる画面を見続けることになり、目にダメージを与えます。

バッテリー持ちと重量のバランスで選ぶ

タブレットは、重量によって使用場面や目的が異なります。

一般的なタブレットの重量
  • 300g以下:8インチまで
  • 300〜450g:10インチ程度
  • 450g以上:それ以上のサイズ

300g以下のタブレットは、片手持ちで通勤電車で吊革につかまりながら、あるいはベッドで寝転びながら読むのに最適な重さです。スマホ(約180g〜220g)より少し重い程度で、手首への負担がさほどありません。

300〜450gのタブレットは、両手持ちが基本となる重量です。長時間持つと手が疲れるため、椅子に座って膝に置いたり、テーブルに肘をついたり、スタンドを併用したりしながら使用します。

450g以上のタブレットは、据え置き向けです。机に置いて雑誌を読む、あるいはタブレットアームに固定して動画を見るなどします。

【1〜2万円】電子書籍用タブレットのコスパ最強モデル8選

【1〜2万円】電子書籍用タブレットのコスパ最強モデル8選

1〜2万円の予算の方には、お風呂やキッチンで壊しても惜しくないサブ機や、子供の読書用として以下のタブレットがおすすめです。

機種名価格目安画面・スペック特徴
TE08D2M64-V1B20,000円程度8インチ HDAndroid 14日本語電話サポートがあり、初心者や高齢者へのプレゼントに最適。
Fire HD 816,000円〜18,000円程度8インチ HDFire OSKindleとPrime Videoに特化。頑丈で軽量(337g)。Amazon経済圏ユーザー向け。
LAVIE Tab T820,000円程度8.7インチmicroSDで1TBまで拡張可能。マニュアル付属で初心者でも安心。
Fire HD 1020,000円程度10.1インチKindleとPrime Videoに特化したハイコストパフォーマンスモデル。
Tab One20,000円程度8.7インチ8.7インチで持ち運びやすく万能な機種。
Tab M1015,000円程度10.1インチスタイラスペンを使って自在にメモを残せる。
T5018,000円程度11インチデジタル著作権保護レベルに該当。セキリュティを重視したい方向け。
SIMフリー10.1型 ロケーションフリータブレット20,000円程度8.7インチmicroSDで1TBまで拡張可能。マニュアル付属で初心者でも安心。

上記の表の中で気になる機種があったら、以下の詳細解説も参考にしてください。

1.LUCA TE08D2M64-V1B(アイリスオーヤマ)

LUCA TE08D2M64-V1B(アイリスオーヤマ)

出典:アイリスプラザ

「海外製の安いタブレットは故障やサポートが心配……」という方におすすめなのが、アイリスオーヤマの『LUCA TE08D2M64-V1B』です。

この端末の魅力は、国内メーカーならではの安心感にあります。価格は2万円前後と手頃ながら、

購入後の問い合わせや万が一のトラブル時には、日本語による電話サポートを受けられます。

サポート体制に不安がある安価な中華タブレットにはない、代えがたいメリットです。

スペック面でもメモリ4GB、ストレージ64GBと、普段使いには十分な性能を備えています。

【こんな人におすすめ】
  • タブレット操作に不慣れな初心者の方
  • ご両親や祖父母へのプレゼント(困った時にメーカーに電話できるため)
  • 海外製端末の品質やセキュリティに不安がある方

ただし、画面の解像度がHDクラス(1280×800)のため、細かい文字が密集する漫画や雑誌を読むのには少し不向きかもしれません。

小説や動画視聴、Web検索などの用途なら快適に利用できます。

2.Fire HD 8(Amazon)

Fire HD 8(Amazon)

出典:Amazon

Amazonプライム会員で読書や動画を楽しみたい方には、Amazonの『Fire HD 8』がおすすめです。

Fire HD 8の驚くべき点は、他を寄せ付けない圧倒的なコストパフォーマンスです。通常価格でも十分に安価ですが、2025年11月のブラックフライデーセールでは、8,000円~9,000円程度まで値下がりしました。

また、Kindleでの読書やPrime Videoの視聴に特化して設計されているため、電子書籍を日常的に読みたいユーザーにとっては、これ以上なく快適な環境を提供してくれます。

337gと非常に軽量で、多少ラフに扱っても壊れにくい頑丈なボディは、毎日の持ち歩きにも最適です。

【こんな人におすすめ】
  • Amazonプライム会員の方
  • Kindleでの読書やPrime Video視聴がメインの用途
  • とにかく安くて、気軽にガシガシ使える頑丈な端末が欲しい方

注意点としては、Amazon独自の「Fire OS」を搭載しているため、Google Playストアには非対応です。

YouTubeやGmailの公式アプリが使えないほか、Kindle以外の電子書籍アプリも公式にはインストールできない場合が多いので注意しましょう。

3.LAVIE Tab T8(NEC)

LAVIE Tab T8(NEC)

出典:LAVIE

「聞いたこともない海外メーカーは怖いけれど、iPadは高すぎる……」そんな悩みを解決するのが、国内大手NECが販売する『LAVIE Tab T8』です。

LAVIE Tab T8の強みは、メーカー直販で20,680円という手頃な価格で、国内有名メーカーの安心感が手に入ることです。

スペックはメモリは4GBですが、その分価格も抑えられており、初めてタブレットを持つ方や、高価な端末を渡すのが不安なお子様用として絶大な人気を誇ります。

【こんな人におすすめ】
  • 完全なタブレット初心者の方
  • ラフに使うサブ機を探している方
  • サポート重視の方

注意点としては、 メイン機としてゲームやアプリをサクサク動かしたい方にはスペック的に不向きです。

画面の解像度や視野角もハイエンド機には劣るため、画質に強いこだわりがある方は、上位モデルを検討することをおすすめします。

4.Fire HD 10(Amazon)

Fire HD 10(Amazon)

出典:Amazon

自宅でのリラックスタイムに雑誌や漫画を楽しみたい方は、『Fire HD 10』を選びましょう。

Fire HD 10の魅力は、10.1インチの大画面と、1920×1200(フルHD)の高精細なディスプレイです。

8インチクラスのタブレットでは文字が潰れて読みづらい雑誌や、迫力が半減してしまう漫画の見開きページも、Fire HD 10なら隅々までくっきりと楽しめます。

【こんな人におすすめ】
  • 自宅での利用がメインの方
  • 電子書籍を「紙の本」と同じ感覚で読みたい方
  • 動画も高画質で楽しみたい方

注意点としては、OSがAmazon独自のFire OSになるため、Google Playストアには非対応です。YouTubeなどのGoogle系アプリや、Kindle以外の電子書籍アプリを使いたい方は、別のタブレットを検討しましょう。

また、重量が約434gあり片手で持ち続けるには重いため、電車内での読書など、携帯性を重視する方には軽量な8インチモデルをおすすめします。

5.Tab One(Lenovo)

Tab One(Lenovo)

出典:Lenovo

「読書だけでなく、Web検索やアプリも自由に楽しみたい」方には、汎用性に優れたLenovoの『Tab One』がおすすめです。

Tab Oneの特徴は、8.7インチという絶妙なサイズ感です。一般的な8インチモデルより少し画面が大きく、それでいて重量は約320gと軽量です。

スマートフォンより見やすく、10インチタブレットより持ち運びやすい8.7インチサイズは、通勤・通学の電車内やカフェなど、あらゆる場面にベストマッチします。

また、臨場感のあるサウンドも魅力のひとつで、外出先での動画視聴や音楽鑑賞にも役立ちます。

【こんな人におすすめ】
  • 自宅だけでなく、外出先や職場へも頻繁に持ち運びたい方
  • 8インチでは少し小さいが、10インチは重すぎると感じる方
  • 読書以外にも、Webブラウジングや動画などをマルチに楽しみたい方

注意点としては、エントリー(入門)向けモデルの位置づけのため、解像度はHD+クラスにとどまります。

細かい文字の鮮明さや映像の美しさはフルHDモデルに劣るため、画質に徹底的にこだわりたい方は、より高性能な上位モデルを検討しましょう。

6.Tab M10(Lenovo)

Tab M10(Lenovo)

出典:Leovo

「ただ本を読むだけでなく、学んだことを書き留めたい」という能動的な読書スタイルの方には、Lenovoの『Tab M10』がおすすめです。

Tab M10の特徴は、Lenovo Tab Penなどのスタイラスペンを使える点です。

これにより、ビジネス書や技術書を読みながら気になった箇所にマーカーを引いたり、手書きでメモを書き込んだりなど、インプットとアウトプットを一台で完結できます。

また、10.1インチの大画面は、小さな画面では読みづらい雑誌や、図解の多い専門書を表示するのに最適です。

【こんな人におすすめ】
  • 読書をしながら、アイデアや重要事項を手書きでメモしたい方
  • 雑誌や技術書、参考書などを大画面でストレスなく読みたい方
  • 学習用やビジネス用として、ノート代わりにも活用したい方

注意点としては、片手での長時間使用や、頻繁な持ち運びには重く感じる場合があります。

また、スタイラスペンはメモ書きには十分ですが、本格的なイラスト制作のような繊細な筆圧感知を求める作業には不向きです。

クリエイティブ用途がメインの方は、iPadなどのハイエンド機を検討しましょう。

7.T50(TECLAST)

T50(TECLAST)

出典:TECLAST

「雑誌も映画も大画面で楽しみたいけれど、予算はできるだけ抑えたい」という方におすすめなのが、TECLASTの『T50』です。

T50の強みは、1万円台という低価格ながら、「Widevine L1」というデジタル著作権保護レベルに対応している点です。

多くの格安タブレットは、NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画が高画質再生できないデメリットを持っていますが、T50ならHD画質以上のクリアな映像を楽しめます。

また、11インチの大画面は、雑誌の見開き表示にも余裕があり、動画視聴と読書の両方を妥協したくないユーザーに最適です。

【こんな人におすすめ】
  • 雑誌の購読がメインで、大きな画面で見開きを楽しみたい方
  • NetflixやPrime Videoを高画質のきれいな映像で視聴したい方
  • コストパフォーマンス重視で、スペックの高い端末を手に入れたい方

注意点としては、海外の新興メーカー製になるため、国内大手メーカーのような手厚い日本語サポートや製品保証は期待できません。

万が一のトラブル時に自分で調べて解決できる自信がない方や、長期的な信頼性を重視する方は、アイリスオーヤマやNECなどの国内メーカー製モデルを検討しましょう。

8.SIMフリー10.1型 ロケーションフリータブレット(ドン・キホーテ)

出典:ドン・キホーテ

「Wi-Fiがない場所でも動画や地図アプリを使いたい」「カーナビとしても活用したい」という方にぴったりなのが、ドン・キホーテの『SIMフリー10.1型 ロケーションフリータブレット』です。

SIMフリー10.1型 ロケーションフリータブレットの強みは、2万円以下でSIMフリー(LTE対応)かつ128GBの大容量ストレージを搭載している点です。

格安SIMを入れれば、公園や車の中など、Wi-Fi環境がない場所でも単体でインターネットにつながるので便利です。

また、GPSも内蔵しているため、Googleマップなどの地図アプリを表示させれば、最新情報の出る大画面カーナビとしても活躍します。

【こんな人におすすめ】
  • 外出先や移動中も、Wi-Fiルーターなしでネットを使いたい方
  • Googleマップなどを利用して、大画面カーナビとして活用したい方
  • 写真や動画をたくさん保存したいので、ストレージ容量を重視する方

注意点としては、画面解像度がHD(1280×800)にとどまるため、フルHD画質のモデルに比べると映像の精細さは劣ります。細かい文字の書籍を読む際などは、少し粗さが気になるかもしれません。

画質のきれいさやエンタメ視聴を最優先にする方は、ハイエンドのタブレットを検討しましょう。

【2〜3万円】電子書籍用タブレットのバランス型3選

【2〜3万円】電子書籍用タブレットのバランス型3選

予算が2〜3万円ある方は、以下のようなE-Ink端末や、より基本性能の高いタブレットが手に入ります。

機種名価格目安画面・スペック特徴
Kobo Clara BW23,000円程度6インチコンパクトで持ち運びしやすく、E-Inkに対応しているので就寝前の読書に最適。
Kindle Paperwhite28,000円~7インチバッテリーが長時間持つので外での読書に最適。
iPlay 70 mini Pro2.5万円~2.8万円程度8.4インチmicroSDで1TBまで拡張可能。マニュアル付属で初心者でも安心。

タブレットの機能を重視する方は、以下のタブレットを参考にしてください。

9.Kobo Clara BW(楽天)

Kobo Clara BW(楽天)

出典:Rakutenブックス

「Amazonよりも楽天派」「楽天ポイントを賢く貯めたい」という読書家の方には、楽天の最新モデル『Kobo Clara BW』がおすすめです。

Kobo Clara BWの魅力は、最新世代の「E-Ink Carta 1300」パネルを採用している点です。

従来の電子書籍端末よりもページをめくる速度が速く、文字のコントラスト(くっきり感)も向上しているため、紙の本以上にストレスのない読書を体験できます。

さらに、楽天経済圏のユーザーは、お買い物マラソンやSPU(スーパーポイントアップ)などのポイント還元を活用すると、実質価格を安く抑えられるのもメリットです。

【こんな人におすすめ】
  • 普段から楽天市場を利用しており、楽天ポイントを貯めている方
  • お風呂でも安心して読書ができる、防水対応の端末が欲しい方
  • 目に優しく長期的に使える端末を探している方

注意点としては、Kindle Paperwhiteと同様にモノクロ専用端末になるため、カラーの雑誌や写真集の閲覧には適していません。

また、画面サイズが6インチと文庫本サイズのため、漫画の小さな吹き出しなどは少し読みづらく感じる場合があります。

カラー雑誌やコミックをメインで読みたい方は、もう少し画面の大きい8インチ以上のモデルを検討することをおすすめします。

10.Kindle Paperwhite(Amazon)

Kindle Paperwhite(Amazon)

出典:Amazon

「スマホやタブレットだと目が疲れる」「SNSの通知が来て集中できない」という読書好きの方におすすめなのが、Amazonの『Kindle Paperwhite』です。

Kindle Paperwhiteの特徴は、一般的なタブレット(液晶画面)ではなく、E-Inkを採用している点です。

紙の本と同じように光を反射して文字を表示するため、ブルーライトによる目の疲れがほとんどなく、直射日光の下でも、薄暗い寝室でも、紙のような質感で快適に読書できます。

また、一度の充電で最大12週間も持つ驚異的なバッテリーや、完全防水機能も備えており、「いつでもどこでも読書だけに没頭できる環境」を提供してくれます。

【こんな人におすすめ】
  • 小説やビジネス書など、活字(テキスト)中心の本を読む方
  • お風呂にゆっくり浸かりながら読書を楽しみたい方
  • スマホの通知に邪魔されず、物語の世界に深く没入したい方

注意点としては、画面はモノクロ表示のみで、カラー表示には対応していません。そのため、ファッション誌や旅行ガイド、フルカラーの漫画などを楽しみたい方には不向きです。

雑誌やグラフィック重視のコンテンツをメインに楽しみたい方は、Fire HD 10やiPadなどのカラー液晶タブレットを選びましょう。

11.iPlay 70 mini Pro

iPlay 70 mini Pro

出典:ALLDOCUBE

「iPad miniのようなサイズ感で、もっと安くて容量の大きいAndroidタブレットが欲しい」と考える方におすすめなのが、ALLDOCUBEの『iPlay 70 mini Pro』です。

iPlay 70 mini Proの魅力は、8.4インチの片手サイズながら、256GBもの大容量ストレージを標準搭載している点です。SDカードを追加しなくても、数千冊規模の漫画や大量の動画データを本体に保存して持ち歩けます。

また、重量は310gと軽量で、ディスプレイ解像度も1920×1200と高精細です。

屋外でも見やすい明るい画面を備えており、通勤・通学中の読書やエンタメ鑑賞に最適なサブ機として人気を集めています。

【こんな人におすすめ】
  • 大量の漫画や電子書籍を端末に保存して、オフラインで持ち歩きたい方
  • 通勤電車の中で、片手で長時間持っていても疲れないタブレットが欲しい方
  • 8インチクラスで、画質の良さと動作の快適さ(コスパ)を両立させたい方

注意点としては、基本性能は普段使いには十分ですが、最新の3Dゲームを最高画質でプレイするには力不足です。

読書と動画専用と割り切れる方にとっては、満足度の高い選択になります。

【3万円〜】電子書籍用タブレットのハイエンド・多機能モデル4選

【3万円〜】電子書籍用タブレットのハイエンド・多機能モデル4選

予算に余裕のある方は、以下のような最高の読書体験と読書以外のあらゆるタスクをこなせる万能型のタブレットがおすすめです。

機種名価格目安画面・スペック特徴
Kindle Scribe57,000円程度10.2インチノート機能も付いてちょっとしたメモも手軽に取れる。
Tab Plus44,000円程度11.5インチJBL製の高品質なスピーカーを内蔵。電子書籍だけでなくエンタメにも対応。
iPad59,000円程度11インチ電子書籍だけでなく、動画編集や3Dゲームも1台でこなせる。
Pad 2 Pro40,000円程度12.1インチ大画面でじっくり読書を楽しめる。

ミスマッチを防ぐために、それぞれの機種の特徴を解説します。

12.Kindle Scribe(Amazon)

Kindle Scribe(Amazon)

出典:Amazon

「本を読むだけでなく、学んだことをその場で書き残したい」「紙のノートをデジタル化したい」という方には、Amazonの『Kindle Scribe』がおすすめです。

Kindle Scribeの特徴は、10.2インチの大画面と、専用ペンによる手書き入力に対応している点です。

従来のKindleのように読書ができるだけでなく、本の中に直接メモを書き込んだり、白紙のノートとして会議の議事録やアイデア帳に使ったりと、「インプットとアウトプット」をこれ一台で完結できます。

目に優しいE-Inkで読書をしながらマーカーを使える便利な端末です。

【こんな人におすすめ】
  • ビジネス書や専門書を読みながら余白にメモやアイデアを書き込みたい方
  • 大画面でPDFの資料や論文を読み、校正や注釈を入れたい方
  • 複数のノートや手帳を持ち歩くのをやめ、デジタルで一元管理したい方

注意点としては、価格が5万円台からと、他のKindle端末に比べて高額な投資が必要になります。

また、現行モデルはモノクロ表示専用です。カラー写真を楽しみたい場合はFireタブレットを選ぶか、将来発売されるカラー対応モデルを待ちましょう。

13.Tab Plus(Lenovo)

Tab Plus(Lenovo)

出典:Lenovo

「タブレットのスピーカーなんて音が鳴れば十分」と思っていませんか?その常識を覆し、圧倒的な臨場感を提供するのがLenovoの『Tab Plus』です。

Tab Plusの特徴は、タブレットとしては異例の8つものJBL製スピーカーを搭載し、立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応している点です。

これにより、電子書籍だけでなく、映画やライブ映像、音楽コンテンツを専用のオーディオ機器のような迫力あるサウンドで楽しめます。

また、8600mAhという大容量バッテリーを搭載し、急速充電にも対応しているため、長時間再生しても安心です。

【こんな人におすすめ】
  • 読書だけでなく、映画やYouTube、音楽配信サービスを良い音で楽しみたい方
  • キッチンや寝室で高音質なBGMプレーヤーとしても活用したい方
  • バッテリー持ちを重視し、頻繁な充電の手間を減らしたい方

注意点としては、本体重量が約650gと、他のタブレットに比べてかなり重いことです(一般的な10インチモデルは450g前後)。

手軽に持ち運んで読書をしたい方は、より軽量な8インチクラスを検討してみましょう。

14.iPad(Apple)

iPad(Apple)

出典:Apple

「読書だけでなく、仕事もゲームも、クリエイティブな作業もこれ一台で完璧にこなしたい」という方には、Appleの『iPad』がおすすめです。

心臓部には、iPhone 14 Proなどにも採用された高品質な「A16 Bionicチップ」を搭載し、最新の3Dゲームや4K動画の編集も驚くほどサクサクこなせます。

画面は11インチのLiquid Retinaディスプレイへと進化しており、「True Tone」機能が周囲の光に合わせて色合いを自動調整し、まるで紙を見ているような自然な色味で目の疲れを軽減してくれます。

また、汎用性の高いUSB-C端子への対応にくわえて、Apple Pencil(USB-C)も利用可能です。

書籍への書き込みから学習用ノート、レポート作成まで、まさに「万能なデジタル文房具」として生活の質を底上げしてくれます。

【こんな人におすすめ】
  • 読書だけでなく、動画編集やゲームなど、あらゆる用途を一台でこなしたい方
  • iPhoneやMacbookを使用していて、アプリやデータの連携をスムーズに行いたい方
  • 「安物買いの銭失い」をしたくない、長く使える確実な製品を求める方

注意点としては、読書専用機として考えると高額で、機能もオーバースペック気味になります。

「ただ本が読めればいい」という方は、Fireタブレットなどの安価なモデルの方がコストパフォーマンスが高くなります。

15. Pad 2 Pro(REDMI)

Pad 2 Pro(REDMI)

出典:Xiaomi

「PC並みの画面サイズで、仕事もエンタメも快適にこなせる高コスパなタブレットが欲しい」と考える方におすすめなのが、Xiaomiの『Redmi Pad Pro』です。

本機の魅力は、12.1インチの大型2.5Kディスプレイと、ドルビーアトモス対応の4スピーカーが生み出す圧倒的な没入感です。

Snapdragon 7s Gen 4を搭載しており、複数のアプリを開くマルチタスクもスムーズにこなせます。

Redmi Pad Proは、10,000mAhの大容量バッテリーを備えており、外出先でも充電を気にせず一日中使い倒せる高品質なタブレットです。

【こんな人におすすめ】
  • 大画面で映画や雑誌、資料閲覧を快適に行いたい方
  • ノートPCのサブ機として、外出先でも生産性を維持したい方
  • 性能と価格のバランス(コスパ)を最重視する方

注意点として、重量は約571gと片手での長時間保持には不向きです。

デスクやスタンドを活用し、リッチな視聴体験や作業環境を求める方にとって、満足度の高い選択肢となります。

ドンキの激安タブレットは電子書籍用としてアリ?

ドンキの激安タブレットは電子書籍用としてアリ?

ドン・キホーテの『情熱価格タブレット』は、3,000円〜10,000円前後という驚きの安さで購入できました。2025年現在は新品での販売はなく、中古品のみ購入可能です。

「とにかく安く電子書籍を読みたい」「試しにサブ機として使いたい」などと考える方には候補になりますが、気をつけるべきポイントも存在します。

ドンキの激安タブレットは電子書籍用としてアリなのか、解説します。

ドンキの情熱価格タブレットを実際に使ってみた

ドンキの情熱価格タブレットを中古で購入した時期がありましたが、画面が大きくて読みやすかったです。10インチクラスのディスプレイは小説や漫画を表示するには十分で、ページめくりもおおむねスムーズです。

ただし、解像度が低いため、細かい文字や絵柄などで粗さが気になりました。

また、付属の保護フィルムを貼った状態では、スワイプ操作が引っかかるように感じるため、外した方が快適に使えます。

バッテリーは長時間の連続使用にはやや不安が残るので、外出時はモバイルバッテリーが手放せませんでしたね。

全体として価格を考えれば十分に使えますが、快適さや安定性を重視するなら物足りなさもあります。

ドン・キホーテは2025年11月に『まるででっかいスマホ』を発売

ドン・キホーテは、2025年11月28日に情熱価格の新製品として『まるででっかいスマホ』を発表しました。

小売希望価格は87,978円とかなり高額になるため、情熱価格タブレットよりも高性能になっていることが予測されます。

まるででっかいスマホは全国のドン・キホーテで順次販売される予定なので、高性能なタブレットをお探しの方は店頭でチェックしてみましょう。

電子書籍用のタブレットをさらに安く買う5つの方法

電子書籍用のタブレットをさらに安く買う5つの方法

タブレットの価格は流動的なので、以下の方法を使うとさらに安く購入できます。

電子書籍用のタブレットをさらに安く買う方法
  • セールを狙う
  • 整備済み品・中古品を活用する
  • 型落ちモデルを狙う
  • キャリアの端末割引を利用する
  • ふるさと納税を利用する

少しでも安くタブレットを購入したい方は、それぞれの買い方を参考にしてください。

セールを狙う

大手ECサイトは、年間を通じて以下のような大規模セールを開催しています。

ECサイトセール時期割引目安
Amazonプライムデー(7月)ブラックフライデー(11月)数千円程度
楽天市場お買い物マラソン(12月を除く毎月1回から2回)ポイント還元率が20〜40%に達することがある。
Apple初売り(1月2日〜3日)学生・教職員割引対象製品購入でApple Gift Card還元。学生・教職員割引は、PTA役員なども対象になる場合有

上記のセール時期に合わせて、タブレットの購入計画を立ててみましょう。

整備済み品・中古品を活用する

新品にこだわらなければ、以下のような場所で高品質な製品を安く入手できます。

購入先割引目安メーカー保証特徴
Amazon Renewed定価の10〜20%OFF最低180日程度返品された商品や初期不良品を、Amazon認定業者が検査・修理・クリーニングした製品。外装にわずかな傷がある場合もある
Apple認定整備済み品定価の約15%OFF1年間Apple公式が回収した端末のバッテリーと外装を新品に交換し、徹底的なクリーニングと検査を行った製品。
メルカリ・ヤフオク出品者と端末によるなし特に安く買える。出品写真や説明文からは判断できない場合がある。初心者には不向き

新品にこだわりがない方は、コストパフォーマンスに優れた中古品も視野に入れてみましょう。

型落ちモデルを狙う

電子書籍を読む場合、3Dゲームを動かすような最新鋭のCPU性能は必要ありません。1〜2世代前のハイエンド機は、現行のエントリー機よりもディスプレイ品質やビルドクオリティが高いのが特徴です。

おすすめは以下の型落ちモデルです。

おすすめの型落ちモデル
  • Fire HD 10(第11世代):最新の第13世代との性能差は微々たるもので、価格が大きく下がることがある。
  • iPad(第10世代):多くのAndroidエントリー〜ミドル機より高性能で動画編集などにも使える。

コストと品質を両立したい方は、今回紹介した型落ちモデルを検討してみましょう。

キャリアの端末割引を利用する

ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信キャリアは、回線契約とセットでタブレットを大幅値引きして販売することがあります。

実質24円などの破格の値段は魅力ですが、2年後に端末を返却するプログラム(レンタルに近い)の利用が条件だったり、月額料金が高額なデータ通信プランの契約が必須だったりするケースがあるので念入りに確認しましょう。

電子書籍を読むために、月額数千円の通信費を払い続けるのは得策とはいえません。

既にそのキャリアのスマートフォンを使っており、「データシェアプラン」で手持ちのギガをタブレットと共有できる場合は、キャリアの端末割引を検討してみましょう。

ふるさと納税の返礼品で実質2,000円でタブレットを購入できる

ふるさと納税制度を活用すれば、実質的な自己負担額2,000円でタブレットが入手できる可能性があります。対象メーカーは、アイリスオーヤマのLUCAタブレットやオウルテック、あるいはリユース品(中古iPadなど)です。   

自身の年収に応じた控除上限額を確認し、枠内に収まるようなら実質2,000円でタブレットが手に入ります。

人気機種は年末にかけてすぐに在庫切れになるため、早めにチェックしましょう。

電子書籍用タブレットについてよくある質問10選

電子書籍用タブレットについてよくある質問10選

電子書籍用のタブレットを検討している方からのさまざまな質問を耳にします。

そこで、よくある10の質問の回答を紹介します。

KindleとiPad、電子書籍を読むならどっちがおすすめ?

KindleとiPadどちらにするかは、「読書体験の質への没入」か「用途の広さと利便性」で決まります。目に優しくバッテリー残量を気にせず、通知に邪魔されずに没頭して小説を読みたい方はKindle一択です。

一方で、カラーの雑誌や漫画を鮮やかな画面で読みつつ、同じ端末でWeb検索、YouTube視聴、SNSチェックもしたいならiPadがおすすめです。

電子書籍は何冊くらいダウンロードできる?

16GBモデルの場合、小説なら約3,000冊、漫画なら約190冊が目安です。小説メインなら、16GBで一生分の電子書籍が入るといっても過言ではありません。漫画を大量に持ち運びたい場合は、32GB以上のモデルか、microSDカード対応のAndroidタブレットを推奨します。Kindleなどのクラウド対応アプリを使えば、読み終わった本を端末から削除しても再ダウンロードが可能です。

目に優しいのはE-InkとLCD、どちらですか?

目に優しいのは圧倒的にE-Inkです。 ハーバード大学の研究でも、E-InkはLCDに比べて網膜へのストレスが最大3倍低いと証明されています。バックライトを使わず、環境光の反射で表示するため、長時間読んでもブルーライトによる睡眠への悪影響も少なくてすみます。 

漫画を読むなら何インチのタブレットがベストですか?

迫力ある見開きで読むなら10インチ、携帯性重視の単ページなら8インチのタブレットがベストです。 文庫版コミックと同等のサイズ感で手軽に読みたいなら8インチが取り回しやすく最適ですが、作者が意図した見開きページのアートワークを楽しみたい場合や、セリフの多い漫画を読む場合は、10インチないと絵や文字が小さくなってしまいます。

ドンキホーテの激安タブレットは本当に使えますか?

ドンキホーテの激安タブレットは、電子書籍リーダー専用と割り切れば使えます。数千円のモデルはCPU性能が低く、メモリも少ないため、重いゲームやブラウジングではカクつきを感じます。静止画を表示してページをめくるだけの電子書籍アプリなら許容範囲です。

電子書籍アプリはタブレットで併用できますか?

iPadやAndroidタブレットなどの汎用機なら可能です。 Kindle、楽天Kobo、honto、DMMブックス、ebookjapanなどのアプリをすべてインストールし、それぞれの書店のセール品や無料キャンペーンを一元管理できます。Kindle端末やKobo端末などの専用機では、原則として他社のアプリは使えません。

中古のタブレットを買うときの注意点はありますか?

中古のタブレットを買うときの注意点は、バッテリーの劣化具合とOSのバージョンです。 中古品はバッテリーが消耗している可能性が高く、交換費用がかかると安く買った意味がなくなります。

また、古すぎるiPad(第4世代以前など)やAndroidタブレットは、OSのサポートが終了しており、最新の電子書籍アプリがインストールできない(対応していない)場合があります。

タブレットのバッテリーはどのくらい持ちますか?

E-Inkのバッテリーは数週間、LCDのバッテリーは10時間前後です。 E-Inkはページをめくる時しか電力を使わないため、Wi-Fiを切って読書に専念すれば数週間持ちます。LCDは画面を点灯させているだけで常に電池を消費するため、長時間の読書なら1日〜2日に1回の充電が必要です。

Wi-FiモデルとCellularモデル、どちらを選ぶべきですか?

基本は安価なWi-Fiモデルで十分です。 電子書籍は自宅のWi-Fiでまとめてダウンロードしておけば、外出先ではオフラインで読めます。移動中も頻繁に新しい本を衝動買いしてその場ですぐ読みたいユーザー以外は、高価なCellularモデル(SIMフリーモデル)や月額通信費は不要です。

タブレットに防水機能は必要ですか?

お風呂で読書をする習慣がある方は防水機能が必須です。 Kindle PaperwhiteやKoboの一部モデル、Galaxy Tab S9などは防水対応で、水没しても壊れません。iPadや一般的な格安タブレットは防水ではないため、お風呂で使うにはジップロックや専用の防水ケースに入れる必要があります。

タブレットで電子読書の先にある「新しい可能性」へ

電子書籍を読む際は、専用の高価な端末を買わなくても、手頃な価格のタブレットで十分快適に読書できます。ぜひこの記事を参考にして、あなたに合ったタブレットを選び、好きなときに好きな場所で読書を楽しんでください。

最後に、読書好きのあなたに提案があります。

たくさんの本を読んで得たその知識や物語を活かして、今度はあなた自身が発信側(著者)になってみませんか?

実は今、Kindle出版(KDP)を利用すれば、誰でも初期費用0円で自分の本を世界中に出版できます。

電子書籍を「読む人」から「書く人」になると、書籍の印税収入やKindle Unlimitedによる継続収入を得られるチャンスが生まれます。

「自分なんかが本を出せるわけがない」
「何を書けばいいかわからない」

そう思う方こそ、チャンスです。 

電子書籍の出版代行をおこなっている『合同会社 言の葉舎』では、企画の立案から原稿作成、面倒な入稿作業までをトータルでサポートしています。

せっかくタブレットで多くの知識に触れるなら、その知識を資産に変えてみませんか?

まずは無料相談であなたの世界をアウトプットしてみましょう。

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この記事を書いた人

合同会社言の葉舎代表。2017年からWebライティングをはじめ、コンテンツSEO、シナリオ作成・ストーリーテリング、セールスライティング、取材記事など累計2,000記事以上執筆。その他、Web制作、デザイン関連、生成AI指導も担当する。趣味は5弦ベース、作曲、ポーカー。

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