中小企業のホームページ制作費用はいくら?初期費用0円のお得なサービスも紹介

中小企業のホームページ制作費用はいくら?相場と総額、自社に残る作業を比較

中小企業がホームページ制作を依頼する場合、会社案内を中心とした5〜10ページなら10万〜100万円程度がひとつの目安です。

ただし、問い合わせ獲得のための設計や文章・画像の作成、予約機能を加えると、同じページ数でも見積額は変わります。比較するときは、初期費用だけでなく、公開後の維持費と自社に残る作業まで確認することが重要です。

本記事では、小規模サイトの相場、費用の内訳、買い切り型と月額制の違いを整理し、自社に合う依頼方法を解説します。

この記事を書いた人
湯川 恭祥

合同会社言の葉舎代表。

地方の中小企業や個人事業主を対象に、Webサイト制作やWeb発信サポートを支援しています。経営者への取材をもとに、事業の強みや顧客が知りたい情報を整理し、Webから問い合わせが来る仕組みを構築します。

社内にWeb担当者がいない企業でも安心して制作や保守を続けられるように、地方へも定期的に訪問いたします。

自著『流れに身を任せる独立術: 適応障害の私でも月収2万→50万円超になれた方法』発売中。出版したKindleはカテゴリー2冠を達成している。

目次

ホームページ制作費用は、制作目的と作業範囲で変わります。会社案内として5ページ程度を作る場合と、問い合わせ獲得のために取材や文章作成まで任せる場合では、必要な予算が異なります。

まずは、自社の目的に近い行から費用の目安と前提条件を確認してください。

目的・想定規模費用の目安
信用確認・会社案内(5ページ程度)フリーランス10万〜30万円/制作会社50万〜80万円
問い合わせ獲得(10ページ以内・文章作成を含む)30万〜100万円
サービス・採用・ブログを含む中規模サイト(10〜30ページ)80万〜300万円

出典:NTTタウンページ|ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き」
出典:freee|ホームページ作成はいくらかかる?費用の内訳を詳しく解説

原稿を自社で用意するのか、取材から任せるのかによっても必要な予算は変わります。

会社案内を目的とする小規模サイト

事業内容や所在地を確認できる会社案内サイトなら、5ページ前後の構成で制作できます。基本的な構成は、以下のとおりです。

会社案内サイトの基本構成
  • トップページ
  • 会社概要
  • サービス紹介
  • アクセス
  • 問い合わせ

テンプレートを使い、原稿や写真を自社で用意すれば、制作会社の作業量を減らせます。

一方、経営者への取材、文章作成、写真撮影まで依頼すると、同じ5ページでも費用は上がります。

ホームページを見た人にどこまで判断してもらいたいかを整理し、必要なページと制作範囲を決めましょう。

問い合わせ獲得を目指すホームページ

問い合わせを増やすことが目的なら、会社概要と短いサービス紹介だけでは判断材料が不足します。以下のような情報も掲載する必要があります。

問い合わせ獲得に必要な情報
  • 対象顧客の悩み
  • 対応できる範囲
  • 選ばれる理由
  • 料金
  • 依頼の流れ
  • 実績
  • よくある質問

この場合は、ページを作る前の取材や構成設計に時間がかかります。サービスが複数あれば、顧客層ごとに入口となるページを分けることもあります。

検索からの流入を増やすなら、公開後の記事制作や改善も別に検討しなければなりません。

問い合わせにつながるホームページを希望する場合は、どのような顧客から、どのような相談を増やしたいのかを制作会社へ伝えるのがポイントです。

予約・ECなどの機能を追加するホームページ

予約、決済、会員登録、在庫管理などの機能を追加する場合は、一般的な会社案内サイトとは別に予算を見込む必要があります。

画面を作るだけでなく、入力された情報を処理し、安全に管理する仕組みが必要になるためです。

NTTタウンページの目安では、会員ログイン・マイページ機能は20万〜100万円以上、ECカート機能は50〜200万円以上とされています。

まずは予約を問い合わせフォームで受け付け、件数が増えてから専用機能を追加するなど、段階的に整える方法もあります。

出典:NTTタウンページ|ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き

依頼方法を比較するときは、外部へ支払う金額だけでなく、自社の作業時間と公開後の対応も比較対象に含めます。安く作れても、担当者が本業を止めて数週間作業するなら、その時間も会社の負担です。

制作方法費用の傾向向いている状況主な確認点
自作外注費を抑えやすい社内に時間とWeb知識がある原稿、画像、設定、更新を継続できるか
フリーランス制作会社より抑えやすい傾向窓口を一人にして小規模に進めたい対応範囲、代替体制、公開後の保守
制作会社体制や範囲により幅が大きい企画から公開までまとめて任せたい担当者、得意分野、見積もりの内訳

自分でホームページを作る場合

無料または低価格の作成サービスを使えば、制作会社へ依頼せずにホームページを公開できます。ただし、ゼロになるのは外注費であり、作業そのものがなくなるわけではありません。

必要なページを決め、文章と画像を用意し、スマートフォン表示を確認し、問い合わせフォームを設定します。公開後の更新やバックアップも自社の担当です。担当者が変わると、管理方法がわからなくなることもあります。

自作が向いているのは、社内に作業時間と基本的な知識があり、公開後も更新を続けられる企業です。まず簡単なサイトを自作し、事業が固まった段階で外部へ依頼する方法もあります。

フリーランスへ依頼する場合

フリーランスは、制作会社に比べて費用を抑えやすい傾向があります。制作者本人と直接やり取りできるため、相談から意思決定までを早く進めたい場合にも向いています。

ただし、デザイン、文章、写真、システムのすべてに精通しているとは限りません。対応できる範囲を超える作業は、別の専門家へ依頼する場合があります。病気や繁忙期などで本人の対応が難しくなった場合の代替体制も確認する必要があります。

過去の制作実績だけでなく、原稿を誰が作るのか、公開後も保守を依頼できるのかを確認してください。制作費の安さだけで依頼先を決め、運用を別の会社へ移すと、引き継ぎ費用が発生することがあります。

ホームページ制作会社へ依頼する場合

制作会社は、企画、デザイン、構築、文章、撮影などを複数人で分担しやすく、規模の大きいサイトにも対応できます。担当者が不在でも、社内で引き継げる体制を持つ会社もあります。

一方、会社の規模や得意分野によって料金は異なります。営業担当者と実際の制作者が別の場合は、要望がどのように共有されるのかも確認してください。

中小企業が依頼先を選ぶときは、豪華な制作実績だけでなく、自社と近い規模や目的の事例を確認すると判断しやすくなります。問い合わせ獲得が目的なら、公開後の改善まで相談できるかも判断材料になります。

ホームページ制作の主な費用項目は、企画、デザイン、システム構築、文章や画像の作成、公開後の保守です。

費用項目主な作業自社で用意する場合に残る作業
企画・構成・進行管理目的整理、ページ構成、スケジュール管理対象顧客、必要なページ、確認担当者を決める
デザイン・構築画面設計、スマートフォン対応、WordPress導入使用するサービスや機能を選ぶ
文章・写真・画像取材、原稿作成、撮影、画像制作原稿や写真を準備し、事実を確認する
サーバー・ドメイン契約支援、初期設定、公開作業契約者情報と支払い方法を用意する
保守・更新バックアップ、更新、軽微な修正更新依頼、掲載内容の確認、追加情報の提供

見積書に「ホームページ制作一式」としか書かれていない場合は、上記のなかで何を任せられるのか確認しましょう。

企画・ページ構成・進行管理の費用

企画・構成の工程では、ホームページの目的、対象顧客、必要なページ、問い合わせまでの流れを決めます。制作中の打ち合わせや確認日程を管理する作業も含まれます。

この工程を省いてデザインから始めると、公開直前になって「サービスの違いが伝わらない」「料金を掲載する場所がない」などの問題が起きかねません。

ページを追加すれば、デザインや文章の修正も必要になり、結果として費用が増え、納期も延びます。

「ディレクション費」「企画・設計費」を削ることだけを考えず、誰が目的と情報を整理するのかを確認しましょう。

デザイン・コーディング・WordPress構築の費用

デザイン費は、色や写真を整える作業だけにかかるものではありません。読みやすさと、必要な情報への移動しやすさを考えた画面設計も含まれます。

コーディングは、そのデザインをブラウザ上で表示・操作できる形にする作業です。

WordPressを使う場合は、導入、初期設定、テーマの調整、問い合わせフォームの設置などの作業も発生します。テンプレートを使う場合も、選定、配色や画像の調整、ページへの反映が必要です。

見積書では、オリジナルデザインの作成枚数、スマートフォン対応、WordPressの設定範囲を確認してください。修正回数や追加レイアウトの扱いも費用に影響します。

文章・写真・画像を作成する費用

中小企業のホームページ制作では、原稿と画像を準備できずに制作が止まりやすい傾向があります。

制作会社から入力用のシートを渡されても、日々の業務を行いながら各ページの文章をゼロから書くのは簡単ではありません。

文章作成を依頼する場合は、支給原稿の修正だけなのか、経営者への取材から任せられるのかを確認します。写真も、手元の素材を使う方法、素材サイトから選ぶ方法、撮影を依頼する方法で費用が変わります。

言の葉舎のホームページ制作は、ヒアリングをもとに本文のライティングや画像挿入も対応可能です。画像は無料の素材、AI画像、お客様からの提供から選べます。

詳しくは以下のページをご確認ください。

サーバー・ドメイン・保守・更新の費用

ホームページを公開するには、データを置くサーバーと、インターネット上の住所になるドメインが必要です。サーバー・ドメイン費用は、制作費に含まれる場合と、ご自身で直接契約する場合があります。

一般的なドメイン費用は年間1,000〜5,000円程度、サーバー費用は月額500〜5,000円程度です。

外部へ保守・運用を任せる場合は、月額5,000〜30,000円程度が目安です。

保守費には、WordPressやプラグインの更新、バックアップ、障害への一次対応などが含まれます。文章や画像の修正は、別料金の場合があります。

費用相場だけでなく、月額料金に含まれる作業と、追加費用になる作業を見積書で分けて確認してください。

出典:NTTタウンページ|ホームページ制作費用の相場と内訳|初期・保守費用の早見表付き

制作目的とページ数

会社名を検索した人へ基本情報を伝えるWebサイトと、検索から新しい顧客を集めるWebサイトでは、必要なページが異なります。後者では、サービスごとの詳しい説明、事例、よくある質問、顧客役立つコンテンツなどが必要です。

ページ数が増えると、文章とデザインを作るだけでなく、情報の重複をなくし、ページ同士をつなぐ作業も増えます。ページ数に1ページ当たりの単価を掛けるだけでは、全体設計の費用まで計算できません。

見積もり前に、「信用確認」「問い合わせ獲得」「採用」「予約・販売」のうち、最優先の目的を一つ決めてください。目的が定まれば、最初に必要なページを絞りやすくなります。

テンプレートとオリジナルデザイン

テンプレートは、あらかじめ用意された構成やデザインを使うため、費用と制作期間を抑えやすい方法です。

オリジナルデザインは、ブランドの見せ方に細かな基準がある場合や、一般的な構成では説明しにくいサービスに向いています。選ぶ基準は、見た目の好みではなく、既存の型で自社の情報と魅力を伝えられるかどうかです。

事例や経営者の考え、顧客への対応方法は、テンプレートでも自社らしさを示す材料になります。

予約や問い合わせフォームなどの機能

問い合わせフォームは多くの企業サイトで使われますが、入力項目や自動返信、迷惑送信対策によって作業量が変わります。予約、会員登録、決済、外部システムとの連携を加えると、設計とテストの範囲が広がります。

機能を検討するときは、「便利そうだから」ではなく、その機能を月に何件程度利用する見込みか、現在の受付方法に何が問題なのかを確認します。電話や通常のフォームで対応できる段階なら、高額な機能を先に作る必要はありません。

導入後の利用料や保守費が別に発生するサービスもあります。初期開発費だけでなく、毎月の利用料金まで含めて比較してください。

買い切り型は制作時にまとまった費用を支払い、月額制は初期費用を抑えて継続的に料金を支払う形が一般的です。ただし、契約期間、保守、データの扱いは事業者ごとに異なります。「買い切り」「月額制」という名称だけで判断できません。

比較項目買い切り型月額制
支払い制作時の費用が大きくなりやすい初期負担を抑え、毎月支払う
保守・更新別契約または都度見積もりが多い月額料金に含む場合がある
デザイン・機能個別要件へ対応しやすいテンプレートや標準機能が中心の場合がある
長期利用初期費用を支払った後も維持費が必要利用期間が長いほど支払総額が増える
解約後納品物と契約内容によるサイトやデータを引き継げない契約もある

買い切り型と月額制ホームページ制作、どちらを選べばよいか迷っている方は参考にしてください。

初期費用と月額費用の違い

買い切り型でも、公開後の支払いがなくなるとは限りません。サーバー、ドメイン、保守、文章の修正、ページ追加にはその都度費用がかかります。制作費と保守費を別の会社へ支払う場合もあります。

月額制には、制作費を分割して支払う形と、制作・保守・更新が継続サービスとして提供される形があります。初期費用0円でも、最低契約期間や解約金が設定されていれば、一定期間の支払いが必要です。

比較するときは、初期費用の有無ではなく、何年間利用する予定かを決め、同じ期間の総額を計算してください。言の葉舎の月額サービスは、初期費用0円で解約料は一切かかりません。

ただし、最低1年間の運用をお願いしております。

3年・5年利用した場合の総額

月額制の総額は、月額料金に利用月数を掛けると計算できます。たとえば月額5,000円なら、3年間で18万円、5年間で30万円です。月額1万円なら、3年間で36万円、5年間で60万円になります。

月額料金3年間の支払総額5年間の支払総額
5,000円180,000円300,000円
10,000円360,000円600,000円
30,000円1,080,000円1,800,000円

この計算だけでは、どちらが安いか決まりません。月額料金に保守や修正が含まれていれば、買い切り型の初期費用と保守費を合計して比べる必要があります。サーバーとドメインが別料金なら、その費用も加えます。

月額料金に含まれる制作・修正・保守

月額制を選ぶ理由は、初期費用の低さだけではありません。社内にWeb担当者がいない企業にとっては、公開後も更新を頼めるのがメリットになります。

ただし、月額料金に含まれる「更新」の定義は統一されていません。文章や画像の差し替えは含まれても、ページ追加、写真撮影、機能追加は別料金になることがあります。毎月の修正回数や作業時間に上限を設けるサービスもあります。

契約前に、自社で起こりそうな更新を三つほど挙げ、料金内で対応できるか聞いてください。営業時間の変更、実績の追加、サービス料金の改定など、具体的な依頼を想定すると比較しやすくなります。

解約後のホームページとデータの取り扱い

月額制では、解約するとホームページを利用できなくなる契約があります。ドメイン、サーバー、WordPressを誰が管理するのか、デザイン、文章、画像の権利が誰に帰属するのかを、契約前に確認してください。

特にドメインを制作会社名義で取得すると、他社へ移行するときに手続きが必要です。自社名義で契約しておけば、制作会社を変更しても同じURLを使い続けやすくなります。

「データを渡してもらえるか」だけでは不十分です。どの形式で受け取れるのか、受け取ったデータを別のサーバーで表示できるのか、移行作業に追加費用がかかるのかまで書面で残しましょう。

買い切り型と月額制が向いている企業

買い切り型は、独自のデザインや機能が必要で、長期利用を前提にまとまった予算を確保できる企業に向いています。社内に更新担当者がいる場合は、制作後の運用を自社へ移しやすい方法です。

月額制は、初期投資を抑えたい企業や、制作と公開後の保守を同じ窓口へ任せたい企業に合います。事業を始めたばかりで、顧客の反応を見ながらページを整えたい場合にも選択肢になります。

どちらを選ぶ場合も、料金体系より先に、自社が必要とするページ、更新頻度、契約終了後の扱いを確認してください。

相見積もりを取るときは、同じページ数でも作業条件を揃えなければ比較できません。一社は原稿作成込み、別の一社は原稿支給が前提なら、見積額が安くても必ずしも割安とは限りません。

原稿・画像・ページ数などの前提を揃える

各社へ伝える内容を揃えるため、必要なページ、参考にするサイト、使いたい機能、公開希望時期を簡単にまとめます。原稿、写真、ロゴをそのまま使用できる状態で支給するのか、制作会社に調整まで頼むのかも伝えてください。

すべてを決めてから相談する必要はありません。ただし、未定の項目は「提案してほしい」と明記します。制作会社によって提案範囲が違うため、同じ条件で比較しやすくなります。

既存サイトのリニューアルでは、引き継ぐページと削除するページも確認します。現在のすべてのページを、そのまま新サイトへ移すとは限りません。

見積もりに含まれる作業を確認する

「一式」と記載された項目は、作業内容を分けて説明してもらいます。企画、取材、文章作成、写真撮影、デザイン、WordPress構築、問い合わせフォーム設置、スマートフォン対応、公開作業のうち、どこまで含まれるかを確認しましょう。

制作中の修正回数、打ち合わせ回数、公開後の操作説明も確認してください。初回見積もりに含まれない作業は、後から追加費用になる可能性があるためです。

金額差の理由を尋ねたときに、作業内容と結び付けて説明できる会社であれば、自社に必要な作業を相談しやすくなります。

修正・ページ追加・機能追加の料金を確認する

制作中の修正と、公開後の更新は分けて確認します。デザイン案を何回まで修正できるのか、事実確認に伴う原稿修正も回数に含まれるのかを聞いてください。

公開後は、文章や画像の差し替え、ページ追加、問い合わせフォームの項目変更などが発生します。料金表がない場合は、よくある作業の目安を事前に確認します。

追加作業の承認方法も決めておくと安心です。依頼するたびに見積もりを受け取り、自社が承認してから着手する流れなら、想定外の請求を防ぎやすくなります。

公開後の保守とセキュリティ対応を確認する

保守契約では、バックアップの頻度、WordPressとプラグインの更新、不具合や改ざんが起きた場合の対応を確認します。更新作業を行うだけで、復旧まで含まれない契約もあります。

連絡方法と対応時間も判断材料です。営業時間外の即時対応が必要な企業と、翌営業日の対応で問題ない企業では、必要な保守体制が異なります。

さらに、制作会社を変更するときの引き継ぎ方法も聞いてください。管理者情報、サーバーやドメインの契約情報、バックアップデータを自社で確認できる状態にしておくと、将来の移行が進めやすくなります。

費用を抑えるときは、見込み客の判断に必要な情報を削らず、今すぐ必要ではない機能や装飾を後回しにします。安いプランへ合わせるのではなく、目的に必要な作業へ予算を集中させます。

初回公開ページと追加ページを分ける

初回公開では、目的に必要なページを優先します。紹介を受けた見込み客が会社の信用を確認することが目的なら、会社概要と主力サービスを先に整えます。問い合わせ獲得が目的なら、詳しいサービス説明と問い合わせ導線を優先します。

事例ページ、採用情報、ブログなどは公開後に追加できます。ただし、後から増やしてもメニューや導線が崩れないよう、最終的なページ構成は最初に決めておきましょう。

ページの優先順位は、自社が載せたいかではなく、顧客の判断に必要かどうかで決めます。追加ページが別料金になる契約では、第二段階までの予算も確認してください。

標準範囲を先に確認し、追加カスタマイズを避ける

テンプレートや標準機能の範囲を先に確認し、必要性の低いレイアウト変更や機能追加を避けると、費用を抑えやすくなります。

標準外の変更を重ねると、オリジナル制作に近い費用になることがあります。譲れない要件と、標準のまま使える部分を分けましょう。

既存の会社案内や営業資料を制作会社へ渡す

過去の会社案内、営業資料、採用資料、顧客からよく聞かれる質問があれば、制作会社へ共有してください。

完成原稿でなくても、取材や情報整理にかかる時間を短縮できます。

原稿や写真を自社で一から用意する場合は、担当者の作業時間と締め切りを確保できるか確認します。難しい場合は、手元の資料を渡し、取材から構成・執筆まで任せた方が公開を遅らせずに済みます。

ホームページ制作の相談では、1ページだけ依頼する場合の費用、自作の可否、会計処理についてよく質問されます。いずれもサイトの内容や契約条件によって答えが変わるため、判断の基準を整理します。

1ページだけ依頼する場合の費用はいくら?

既存サイトへ1ページ追加する場合は、文章と画像を支給するか、取材から任せるかで費用が変わります。既存デザインを流用できれば、新規サイトのトップページを作るより作業を減らせます。

一方、1ページ完結のランディングページは、ページ数が少なくても構成、原稿、デザイン、スマートフォン対応が必要です。

テンプレートを使う場合、構成や原稿を自社で用意すると10万円以下でも制作できるケースがあります。構成や原稿も依頼する場合は、30万〜60万円程度が目安です。

「1ページだから安い」と決めつけず、ページの長さや原稿作成、デザイン、公開作業の対応範囲をそろえて見積もりを比較してください。

出典:株式会社PLAN-B|会社のホームページの作成費用はいくらですか?

会社のホームページは無料でつくれる?

無料プランのあるホームページ作成サービスを使えば、外注費をかけずに公開できます。ただし、独自ドメインを使えない、サービス側の広告が表示される、機能や容量に制限があるなどの条件があります。

会社の信用確認に使う場合は、独自ドメインと問い合わせ先を用意し、スマートフォンでの表示も確認したいところです。無料で始めた後、有料プランやWordPressへ移行するときに、データをそのまま移せない場合もあります。

自作するかどうかは、初期費用だけでなく、更新を続ける担当者と時間を確保できるかで判断してください。

ホームページ制作費は経費として処理できる?

ホームページ制作費の会計処理は、制作した内容によって異なります。会社案内や広告を目的とする一般的なページと、予約・会員管理などのプログラムを含むサイトでは、同じ扱いになるとは限りません。

国税庁は、ソフトウェアを無形固定資産とし、一般的な自社利用ソフトウェアの耐用年数を5年としています。また、2026年4月1日以後に取得等をする減価償却資産では、少額減価償却資産の特例における取得価額基準が40万円未満へ引き上げられました。適用期限も3年延長されています。対象法人や年間上限などの要件があります。

ホームページ制作費のどの部分を資産計上するかは、機能、契約、金額によって異なります。見積書を「デザイン」「文章」「システム開発」などに分けてもらい、実際の処理は税理士へ確認してください。

出典:国税庁|ソフトウエアの取得価額と耐用年数
出典:国税庁令和8年度 法人税関係法令の改正の概要

サーバーとドメインは、お客様名義で契約・取得していただき、必要な手続きは言の葉舎が支援します。公開後は文章や画像の修正を月3回まで受け付け、新しいページの追加は別途見積もりが必要です。

制作期間は、ページ数や取材内容に応じて個別にご案内します。

利用期間月額4,950円の支払総額
1年間59,400円
3年間178,200円
5年間297,000円

※2026年8月時点の料金です。サーバー・ドメイン費用と、ページ新設などの別途作業にかかる費用は含みません。

出典:合同会社言の葉舎|Web発信支援サービス料金一覧

社内にWeb担当者がいなくても制作を進められる

ホームページ制作が止まる理由のひとつは、経営者や担当者が原稿と画像を準備できないことです。言の葉舎では、経営者や担当者への取材をもとに、誰に何を伝えるのかを整理し、ページの文章と画像を作ります。

お客様に行っていただくのは、事業内容、料金、対応地域などの事実確認と最終承認です。原稿をゼロから書く必要はありません。サーバーやドメインの取得も支援するため、契約方法がわからない段階から相談できます。

社内に専任担当者を置きにくい一人会社や小規模企業でも、ホームページを放置せずに運用できる体制です。

初期費用を抑えて制作と保守を任せたい企業に向いている

月額4,950円のプランは、まとまった初期費用を用意するより、毎月の固定費として制作と保守を任せたい企業に向いています。テンプレートを活用するため、完全なオリジナルデザインや複雑なシステム開発を希望する企業には適しません。

予約、決済、会員機能などが必要な場合は、標準の対応範囲で実現できるかを確認します。ページ数が多い場合や、公開後に新しいページを継続して増やす場合は、別途見積もりになる範囲を確認してください。

自社に合うか判断するときは、現在の予算だけでなく、ホームページに求める役割と公開後の更新頻度も確認してください。具体的な相談は「ホームページ制作について相談する」からお進みいただけます。

まず、増やしたい問い合わせと初回公開に必要なページを決めます。ここが曖昧なまま価格だけで選ぶと、原稿準備で制作が止まったり、公開後の修正費がかさんで予算を超えたりする可能性があります。

社内で用意できない作業を整理したうえで、同じ条件で見積もりを比較してください。文章や画像の準備から任せたい場合は、言の葉舎へご相談いただけます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

合同会社言の葉舎代表。2017年からWebライティングをはじめ、コンテンツSEO→シナリオ作成・ストーリーテリング→取材記事→Kindle出版・小説など累計2,000本以上を担当。趣味は5弦ベース、作曲、ポーカー。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次