Googleの優先ソース(Preferred Sources)とは?設定と活用法を解説

Googleの優先ソース(Preferred Sources)とは?設置方法と活用法を解説

検索順位は大きく落ちていないのに、ホームページからの問い合わせが減っていませんか。そう感じている会社では、順位以外の数字も確認する必要があります。検索結果にAIの回答が表示され、利用者がサイトを開かずに疑問を解決する機会が増えてきました。

今回紹介するGoogleの「優先ソース(Preferred Sources)」へ登録されれば、すべての検索順位が上がるわけではありません。しかし、読者が選んだサイトを、トップニュースやAI検索で見つけやすくする機能があります。

本記事では、優先ソースの仕組みと対象条件、追加ボタンの設置方法、中小企業が登録してもらうための発信内容のポイントを解説します。読後には、自社が優先ソースに対応すべきか、どの数字で効果を判断するかまで整理できます。

この記事を書いた人
湯川 恭祥

合同会社言の葉舎代表。

地方の中小企業や個人事業主を対象に、Webサイト制作やWeb発信サポートを支援しています。経営者への取材をもとに、事業の強みや顧客が知りたい情報を整理し、Webから問い合わせが来る仕組みを構築します。

社内にWeb担当者がいない企業でも安心して制作や保守を続けられるように、地方へも定期的に訪問いたします。

自著『流れに身を任せる独立術: 適応障害の私でも月収2万→50万円超になれた方法』発売中。出版したKindleはカテゴリー2冠を達成している。

目次

Googleの優先ソースとは、利用者が今後も読みたいサイトを自分で選ぶ機能です。サイト運営者がGoogleへ申請して、すべての人の順位を上げてもらう制度ではありません。

まずは、優先ソースは誰が選び、どこに反映される仕組みなのかを確認します。

読者が好きな情報源を自分で選ぶ機能

利用者は、Googleの検索結果のトップニュースにある星形のアイコンや、ソース設定画面からWebサイトを選べます。選択できる数に上限はなく、あとからの追加や削除も可能です。

優先ソースは、Webサイト運営者が一方的に登録する仕組みではありません。読者自身が「このWebサイトを次も見たい」と判断することから始まります。

企業側にできるのは、追加しやすい導線を設け、今後も読みたいと思える発信を続けることです。

2026年8月時点ではトップニュースとAI検索に対応している

Preferred Sourcesは、2026年5月1日に日本語を含む対応言語へ広がりました。5月27日には、AIによる概要(AI Overview)とAIモードにも対応しています。選択したサイトが回答に含まれた場合は、「優先」バッジ付きで強調される仕組みです。

参考:Google|New ways to find your favorite sources and original content in AI Search

さらに8月20日、サイト内へ設置できる対話型の追加ボタンが公開されました。読者がボタンを押すと、そのサイトを優先ソースへ追加し、元のページへ戻ります。

参考:Google Search Central|Google 検索で読者が優先ソースからサイトを見つけられるようにする

Googleの発表では、同日時点で60万を超える固有の情報源が選ばれています。

対象になるのはドメインまたはサブドメイン単位のサイト

Googleのソース設定ツールへ表示されるのは、ドメインまたはサブドメイン単位です。「example.com」や「media.example.com」は対象になり得ますが、「example.com/blog」のようなサブディレクトリは登録できません。

また、Googleは新しい内容を公開しているWebサイトを対象として案内しています。地域企業でも、施工事例、制度変更、顧客から受ける質問などを更新していれば候補になる可能性が十分あります。

ボタンを置く前に、設定ツールで自社ドメインが表示されるか確認しましょう。

Googleの優先ソースに選ばれると、選んだ利用者の検索画面でWebサイトを見つけてもらいやすくなります。ただし、優先ソースは通常の検索順位を一律に押し上げる機能ではありません。

トップニュースとAI検索での変化、その限界を分けて理解することが大切です。

Googleの優先ソースに選ばれると何が変わるのか

トップニュースに記事が表示されやすくなる

優先ソースに選ばれたWebサイトが検索内容に合う新しい記事を公開している場合、その利用者のトップニュースへ表示される可能性が高まります。

通常の枠とは別に「あなたのソースから」のような欄へ掲載されることもあります。ほかのWebサイトが表示されなくなるわけではありません。

Googleは、利用者がWebサイトを優先ソースへ登録すると、クリックする割合が平均で2倍になったと説明しています。これは全利用者のクリック率が2倍になるという意味ではなく、サイトを選んだ読者との関係が検索画面へ反映された結果です。

参考:Google|Google 検索 の Preferred Sources 機能が日本語で利用可能に

AIによる概要(AI Overview)とAIモードでは優先バッジが付く

AIによる概要とAIモードでは、選択したWebサイトのリンクが回答に含まれたときに「優先」バッジが表示されます。読者は、複数の出典の中から、自分が選んだ情報源を見分けやすくなります。

ただし、バッジが見えるのは、そのWebサイトを選択した利用者のみです。さらに、AIが答える質問と記事内容が合っていなければ、回答の候補にはなりません。

優先ソースは、関連性のない記事まで表示させる仕組みではない点に注意してください。

通常の検索順位が一律に上がるわけではない

優先ソースへ登録された回数だけで、一般の検索順位が上がるとは案内されていません。通常の検索では、検索内容との関連性、ページの品質、サイトの構造などが引き続き関わります。

基本的なSEO施策をやめて、追加ボタンだけを置く方法では効果を期待できません。

優先ソースはSEOの代わりではなく、すでに記事を読んだ人との関係を検索画面へ持ち込む機能です。新しい読者へ見つけてもらうSEOと、既存の読者に再び選ばれる仕組みを組み合わせて考える必要があります。

Webサイトの問い合わせが減った原因は、検索順位だけでは判断できません。検索表示、クリック、問い合わせのどこで数字が変わったのかを分けて確認します。

検索結果の中でAIの答えが完結するようになった

Googleでは、検索結果にAIによる概要が表示されます。複数のページをもとに作られた回答を、その場で読める仕組みです。

AIモードでは、会話を続けるように追加質問もできます。利用者は何本もの記事を見比べなくても、検索結果のトップページで情報の概要をつかめるようになりました。

そのため、通常検索の順位が変わっていなくても、Webサイトへのクリックが減る可能性があります。順位だけでなく、AIの回答内に自社情報やリンクが表示されているかも確認項目になります。

ゼロクリック検索がアクセス減少につながることがある

検索結果を見ただけで疑問が解決し、Webサイトを開かずに終わる行動は「ゼロクリック検索」と呼ばれます。

Pew Research Centerが米国の成人900人を調べた結果では、AIによる概要が表示された検索で通常結果がクリックされた割合は8%でした。AIによる概要がない検索では15%です。

AIの回答内に示された出典リンクがクリックされた割合は1%でした。ただし、これは2025年に米国で行われた調査です。

日本の中小企業サイトへデータをそのまま当てはめることはできません。検索結果内で答えが完結する可能性を示す参考値として扱います。

参考:Pew Research Center「Google users are less likely to click on links when an AI summary appears in the results」(2025)

表示回数・クリック率・問い合わせ件数を分けて確認する

原因を切り分けるには、Google Search Consoleやアクセス解析、問い合わせ記録を同じ期間で見比べます。表示回数が減ったのか、表示はされているのにクリックされないのかで、確認すべき場所が変わるためです。

確認する数字起きている変化考えられる状態
表示回数表示自体が減少検索需要や順位の変化
クリック率表示はあるが低下AI回答や検索画面内で完結
問い合わせ数アクセスは同程度でも減少内容、導線、フォームの問題

AI検索以外の原因も考慮する

アクセスや問い合わせが減った理由を、AI検索だけに決めつけるのは危険です。検索需要の変化、広告の停止、競合ページの更新、サイトの表示不具合でも数字は変わります。

問い合わせフォームが送信できるか、電話番号やボタンが端末別に正しく表示されるかも確認しましょう。

地域名と業種を組み合わせた検索から集客してきた会社ほど、検索画面の変化を受ける可能性があります。

一方で、原因がフォームの故障なら、AI検索対策を進めても問い合わせは戻りません。数字と実際の画面を照らし合わせて判断してください。

言の葉舎では、あるコンテンツ制作会社からAI時代のSEO(検索エンジン最適化)を実施したいという相談をいただいています。

現在の流入状況を調べたところ、多くのキーワードにAIによる概要が設置されていました。そのため、AIに選ばれるコンテンツを提供する必要があるとお伝えしています。

追加ボタンを設置する前に、自社サイトが優先ソースの対象か確認します。対象なら標準のJavaScriptボタンを使い、実装が難しい場合は専用リンクを選びます。

WordPressでは、テーマ更新後も消えない方法で設置しましょう。

Googleの優先ソースボタンをWebサイトに設置する方法

最初にソース設定ツールで対象ドメインを確認する

Googleのソース設定画面で自社ドメインを検索し、サイト名やファビコンが表示されるか確認します。

Googleのソース設定画面で自社ドメインを検索

候補に出ない状態でボタンを置いても、読者が正常に追加できない可能性があります。ドメインとサブドメインは別の候補になるため、記事を公開している場所を確認してください。

自社サイトが表示されたら、実際に選択できるかも試してください。

Googleのソース設定画面で自社ドメインを検索2

公開後の読者と同じGoogleアカウント環境で確認し、対象可否、表示名、ファビコンを記録しておくと、後から仕様変更を見つけやすくなります。

標準のJavaScriptボタンを設置する

Googleが案内している標準実装では、まず次のscriptタグをページのhead要素内へ追加してください。

head要素内へ追加するタグ

<script async src=”https://news.google.com/swg/js/v1/publisher.js”></script>

次に、ボタンを表示したい場所へ次のdivタグを入れます。

ボタンを表示したい場所へ入れるタグ

<div google-add-preferred-source-btn></div>

標準ボタンは、利用者の端末やブラウザ言語に合わせて表示される仕組みです。背景が暗いWebサイトでは、divタグへdata-theme=”dark”を指定できます。

日本語表示を固定する場合はdata-lang=”ja”を加えてください。固定する必要がなければ、標準設定のままで構いません。

日本語表示を固定する場合

<div google-add-preferred-source-btn data-theme=”dark” data-lang=”ja”></div>

WordPressではテーマ更新で消えない方法を選ぶ

WordPressでは、scriptタグをheadへ追加し、divタグを記事末や共通CTAの近くへ置きます。テーマファイルへ直接書き込むと、更新時にコードが消える可能性があります。子テーマやコード挿入機能を使い、更新後も残る方法を選んでください。

作業前にはバックアップを取り、公開後にパソコンとスマートフォンで表示を確認します。キャッシュ機能やセキュリティ設定によってscriptが読み込まれない場合もあるため、管理画面へログインしていない環境でも試すと安心です。

JavaScriptを使えない場合は専用リンクを利用する

JavaScriptを追加できないホームページでは、Googleのソース設定画面へ移動する専用リンクを使えます。次の⚪︎⚪︎⚪︎を自社ドメインへ置き換えてください。

専用リンク

https://www.google.com/preferences/source?q=⚪︎⚪︎⚪︎

専用リンクは、サイト内だけでなくメールマガジンやSNSでも案内できます。ただし、登録を何度も求めるのではなく、継続して読みたい読者へ選択肢として伝えるほうが自然です。

ボタンと同様に、リンクを押した後の流れを実機で確認してください。

すべての中小企業が、すぐに優先ソースのボタンを設置する必要はありません。新しい情報を継続して公開している会社には価値がありますが、会社案内だけのサイトは発信内容を先に整えるべきです。

中小企業はGoogleの優先ソースに対応すべきか

新しい情報を継続して発信する会社は対応する価値がある

施工事例、法改正、料金の変更、顧客から寄せられた質問などを定期的に公開する会社は、優先ソースへ対応する価値があります。読者が次も確認したい理由を作りやすく、トップニュースやAI検索で再び見つけてもらう入口になるためです。

会社の規模は、必ずしも大手である必要はありません。地域の設備会社が故障の見分け方を発信し、地元の専門家が制度変更を解説する場合も有効です。

読者の具体的な疑問へ答え続けているWebサイトなら、指名検索やお気に入り登録へつながる可能性があります。

会社案内だけのWebサイトは発信内容を先に整える

会社概要、サービス、問い合わせフォームだけのWebサイトでは、優先ソースへ追加してもらう理由がありません。登録後に読みたい新しい記事がなければ、読者は選択してくれないためです。まずは、顧客が繰り返し確認する情報を増やしてください。

記事の更新が止まっている場合も同じです。優先ソースボタンを設置するより先に、誰に何を届けるWebサイトなのかを決め、無理なく続けられる発信方法を整えましょう。

私が以前勤めていた茨城県の会社の多くは、一度Webサイトを作ると更新が止まっていました。新着情報は大型連休の案内のみ。これでは見込み顧客や顧客からの印象はよくありません。その場合は、ヒアリングをもとに発信を整理させていただいております。

優先ソースはAI引用を保証する機能ではない

優先ソースへ登録されても、AIの回答に必ず引用されるわけではありません。AIが答える質問と記事内容が合い、検索から確認できる状態になっていることが前提です。質問への答えが本文中にない場合や、情報が古い場合は候補になりにくくなります。

AI検索で会社が出てこないときは、登録数だけを増やそうとしないでください。自社の経験、判断条件、対応範囲を明確に書き、著者と更新日、参照資料を示す必要があります。

優先ソースは、その土台があるWebサイトを読者が再び選ぶための補助導線です。

優先ソースのボタンは、読者との関係を作る入口にすぎません。登録してもらうには、自社にしか書けない答え、答えた人の情報、登録後に得られる内容が必要です。ボタンを置く前に、次の3点を整えましょう。

Googleの優先ソースに登録してもらうための3つの条件

顧客から聞かれた質問と自社の判断基準をまとめる(FAQの設置)

最初に、営業、見積もり、施工、納品後によく聞かれる質問をリストアップしましょう。検索数の多そうな言葉から考えるより、顧客が判断に迷った場面を起点にしたほうが、自社にしか書けない有益な記事になります。

設備工事会社なら、修理と交換の判断材料や、見積もり前に確認すべき症状の写真が該当します。一般的な説明で終わらせず、条件によって判断が変わる理由まで書いてください。

同じ質問を受けたときにWebサイト内の記事を案内し、説明不足だった箇所を更新していくと内容が深まっていきます。

著者・更新日・出典を示す(権威性の向上)

新しい記事を増やす前に、すでに公開しているページも確認しましょう。記事に著者名がなく、古い情報や出典不明の数字が残っていると、読者が情報の信頼性や更新状況を判断しにくくなります。店頭にサビた看板を掲げているのと同じです。

顔写真や長い経歴を載せることが目的ではありません。その記事のテーマに関係する経験と、どの範囲を確認したのかを示しましょう。資格が必要な分野では、監修者と確認範囲も明らかにすると、読者が答えを信頼してよいか判断しやすくなります。

登録後に届ける情報をボタンの近くで説明する

読者は、優先ソースという言葉をまだ知らない可能性があります。「優先ソースに登録してください」だけでは、何が変わるのか分かりません。ボタンの近くで、登録後にどのような情報を見つけやすくなるのか説明する必要があります。

設備工事会社なら、修理や交換で迷ったときの判断材料を届けると案内できます。言の葉舎では、中小企業のWeb発信、文章改善、AI検索へのアドバイスを届けると伝えられます。

読者へ約束した内容を、実際に更新し続けることが前提です。

言の葉舎の支援事例から分かる、発信を続ける意味

言の葉舎には、読者の疑問へ答える記事を継続した結果として、アクセスや問い合わせが変化した支援事例があります。

SEO記事の制作開始から3ヶ月で月間アクセスが約1万PV増えた案件がありました。業種はメンズのアパレル企業で、ECサイトへの集客が課題でした。

約半年ほど支援を続け、ECサイトへの流入も増加したと報告を受けています。この事例は、優先ソース導入の結果ではありません。

優先ソースは、ボタンを設置しただけでは効果を判断できません。設置条件と導入前の数字を記録し、検索表示、クリック、指名検索、問い合わせを分けて確認します。

表示回数だけで成功や失敗を決めないことが大切です。

設置日・掲載位置・確認端末を記録する

最初に、ボタンを設置した日、設置したページ、ページ内の位置を記録します。パソコンとスマートフォンで表示を確認し、ボタンを押したあとに追加が完了するか、元のページへ戻れるかも試してください。

配置を途中で変えた場合は、変更日も残します。記事末とサイドバーでは見られる回数が異なるため、条件を記録していないと数字を比較できません。画面の記録は、GoogleやWordPressの仕様が変わったときに差を確認するための材料です。

Google Search Consoleで表示回数とクリックを確認する

Google Search Consoleでは、優先ソース導入前後の表示回数、クリック数、クリック率、掲載順位を確認します。

確認項目記録する内容判断するときの注意
設置条件日付・ページ・位置・端末配置変更日も残す
検索表示表示回数・クリック・CTR・順位同じ期間と条件で比較
AI表示提供時のみ表示回数・ページ未提供を0回としない
事業成果指名検索・問い合わせ・相談経路アクセスだけで判断しない

順位が同程度でもクリック率が変わっている場合は、検索画面の見え方や記事タイトルの影響を考えます。期間や検索条件をそろえて比較しましょう。

対象サイトに生成AIパフォーマンスレポートが提供されている場合は、AIによる概要やAIモードにURLが表示された回数も確認できます。2026年8月時点では一部サイトへの提供段階です。対象外なら、データがないことを0回と解釈しないでください。

参考:Google Search Central|Search Console に検索の生成 AI のパフォーマンス レポートを導入

指名検索と問い合わせを合わせて判断する

検索表示が増えても相談につながらない場合は、記事の内容やサービスへの導線を見直しましょう。逆にアクセスが大きく増えていなくても、会社名での検索や問い合わせが増えているなら、選ばれる情報源として機能し始めた可能性があります。

問い合わせ時には、会社を知った経路、読んだ記事、会社名を検索したかを無理のない範囲で確認してください。優先ソースからの直接流入だけを切り出せない場合でも、複数の数字を同じ期間で見ることで、導入後に起きた変化を判断しやすくなります。

Googleの優先ソースに関連する質問と、その回答を紹介します。

AI検索対策とSEO対策は何が違うのですか?

AI検索対策は、AIによる概要やAIモードで情報を理解、表示、引用されやすくする取り組みです。一方のSEO対策は、Google検索全体でページを見つけてもらいやすくする取り組みを指します。

ただし、両者は別々ではありません。Googleは、生成AI検索でも基本的なSEOが有効だと説明しています。独自の情報を分かりやすく整理し、検索から読める状態にすることが共通の土台です。

Googleのゼロクリック検索とはなんですか?

ゼロクリック検索とは、利用者が検索結果から外部サイトを開かずに検索を終える行動のことです。AIによる概要、地図、営業時間、強調表示された回答など、検索画面の中で用事が済むと起こる現象です。

表示回数が同程度でもクリック率が下がっているか、問い合わせや指名検索がどう変わったかを定期的に確認しましょう。

AI検索でWebサイトは必要なくなりますか?

結論、Webサイトは不要になりません。SNSが流行した際も同様の議論が起こりましたが、実際Webサイトはまだまだ活用されています。

AIが会社のサービス、対応範囲、料金、実績を説明するには、確認できる公開情報が必要です。WebサイトはAIへ情報を渡す情報源であると同時に、AIや紹介で会社を知った人が、依頼できる相手か判断する場所として残ります。

Googleの優先ソースに登録してもらうにはどうすればいいですか?

最初に、Googleのソース設定画面で自社ドメインが表示されるか確認します。その後、サイトへ標準の追加ボタンまたは専用リンクを設置しましょう。

ボタンの近くには、今後届ける予定の情報(お役立ち情報やおすすめ企業紹介など)を具体的に書きます。登録する理由になる記事を更新し続けることも必要です。

中小企業でもAIに引用されますか?

中小企業のWebサイトでも、検索内容に合い、確認できる情報が明確に書かれていればAIに引用される可能性があります。会社の規模より、その質問に対して具体的で新しく、根拠のある答えを持っているかが大切です。

ただし、AIへの引用は保証されていません。これをしたらAIに引用されるといった施策もありません。自社の経験や数値をコンテンツにし、著者、更新日、出典を明記しましょう。

最初に確認するのは、自社ドメインが優先ソースの対象として表示されるか、読者が次も読みたいと思える記事があるかの2点です。中身が整っていないままボタンだけを置いても、登録する理由は伝わりません。記事の更新が止まれば、選ばれたあとに再訪してもらう機会も失われます。

まず、顧客から繰り返し聞かれる質問を記事やFAQにまとめましょう。記事にする場合、著者、更新日、出典を明らかにしてください。

そのうえで追加ボタンを設置し、表示回数、クリック率、指名検索、問い合わせを同じ期間で確認します。Webサイトの文章や問い合わせまでの流れを整理したい場合は、言の葉舎の「Webサイト文章改善」で既存ページから見直せます。

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この記事を書いた人

合同会社言の葉舎代表。2017年からWebライティングをはじめ、コンテンツSEO→シナリオ作成・ストーリーテリング→取材記事→Kindle出版・小説など累計2,000本以上を担当。趣味は5弦ベース、作曲、ポーカー。

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